幸せな結婚ってどんなもの?
大好きな映画。
あらすじ
ポールは小さいころからオペラが大大好きだが、歌うたびからかわれ虐められ、考え方の古い田舎のおやじ!って感じの頭の固い父親からの理解も得られないでいる。
歌を仕事にする…!という勇気と自信がどうしても持てず、かといってオペラへの愛情と情熱は消えず、
細々と携帯ショップの店員やっている。いろんな不運に遭いながらも大舞台を目指すという
サクセスストーリーで、実際にあった話(!)。
ポールが主人公なので、どのようにしてポールが才能を暖め、育て、発揮していくか、がもちろんメインで書いてあるんだけど
注目したいのは、ジュールズという女性との関係性。
はじまりはメル友、一年間やりとりし、合う気配ゼロ…。
その様子にしびれをきらしたゲームオタクの上司のおせっかいの結果、なんといきなり直接会う事になる。
メル友→リアルオフの流れw
二人とも、普通ーーのいい人なんだよね。
ポールもジュールズも相手を当たり前のように思いやり、誠実な態度で
少しずつ親密な関係を築いている様子が、とても丁寧に描かれいて、
見ていて微笑ましくて暖かい気持に…。
ポールがまぁ~~本当に色々大変すぎて、観てるこっちが心折れそうになるんだけど……。
その超大変な(厄災受けまくった最中)ジュールズが、眠ってる彼に独り言のように
「この先どんな事があっても、わたしがあなたを、あなたの人生を歌と幸せでいっぱいにしてみせる」
と力強く誓うんだよね。
あーー、凄いなァと思った。
ジュールズは、ポールを心から愛してて、彼を幸せにしたいと思ってる。
この欲求ってとってもシンプルなものじゃない?
彼の幸せこそが自分の幸せで、そう思える人と出会って信頼関係を築いて
これからもずっと一緒に居るつもりなんだなーと。
結婚式の時(神前式の場合)病める時も健やかなるときも~っていう誓いの言葉がある。
「結婚は50年続く生活なんだから、病める時ベースで考えたほうがいい」と
アルテイシア先生もおっしゃってますし。
この本、パートナーシップ等に悩めるすべての女性におすすめです。
健やかなるときはまぁ愛せるじゃん?元気だし健やかだし!
病んでる時はどうかな…。お互い余裕もなく病んでる訳だから病院代とかで出費もして
仕事もままならないから収入も減ったりしてるかも。
病んでる時はもちろんパートナーには支えて欲しい。
でも相手が病んでる時に、ここまで強く居られるジュールズのように
愛情深く生きられる人になりたいなぁーと思う。
連休のお共に「ワンチャンス」いかがでしょう。